禁衛
きんえい
名詞
標準
protecting the emperor
文例 · 用例
しかし宮中において最も威武を張っている、禁衛軍総督のペレニウスというものが事々に政務に干渉して、羅馬の国威を発揚しようとする自分たちの意志を阻んでいるのである。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
よってもし元老院が、ペレニウスの館を襲うてこれを殺してくれて、代りに解放奴隷のクレアンデルを禁衛軍総督に推薦してくれたならば、自分たちはただちに元老院の望みどおり外征を起して、羅馬の財政を再び父アウレル帝の御代のごとき繁栄に赴かせるであろう』 元老院は、早速これを承諾いたしました。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
後には元老院の推挙によって、クレアンデルが禁衛軍総督となったのでありますが、私の申し上げたいのは、実にこのペレニウスのことなのであります。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
そして史実の示すところによりますれば、その時ペレニウスと行を共にいたしましたのは、寵姫二十三人、その子供たち家族合せて七十何人、侍臣奴隷たち六百何十人、このほかに禁衛軍の将卒中から従うもの千二百有余人……非常に大掛りなものであります。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
禁衛の門へかかると、「帝には、今日、どこの台閣においで遊ばすか」 と、家臣をして、衛府の吏に問わせた。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫