水練
すいれん
名詞
標準
swimming practice
文例 · 用例
これは水練に達した盗賊が水の底にかくれていて、錦の帯を囮に往来の旅人を引き摺り込んで、その懐中物や着物をみんな剥ぎ取るのだろうと云うんです。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
こういう早わざをしとげるためには、もとより天賦の性能もあろうが、主として平素の習練を積むことが必要で、これは水練でも剣術でも同じことであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
藩中でも屈指の水練の者がかはる/″\飛び込んで探りまはつたが、水の底からは女の髪の毛一筋すらも発見されなかつた。
— 岡本綺堂 『梟娘の話』 青空文庫
Aは実際は、それ程水練に熟練していなかったので、間もなく手足に水の冷たさが堪えた。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
山路に草を分ける心持は、水練を得たものが千尋の淵の底を探るにも似ていよう。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
見る見る川しもへ押し流されて行った娘は、七、八間のところで旅絵師の手に掴まえられると、水練の巧みらしい彼は、娘を殆ど水のなかから差し上げるようにして、もとの船へ無事に泳いで帰ったので、大勢はおもわず喜びの声をあげた。
— 旅絵師 『半七捕物帳』 青空文庫
」 少しは水練の心得もありながら、采女は底の知れないこの河へむざともぐり込むのを躊躇していると、眇目の男も丘を降りて、しずかに岸のほとりに近寄って来た。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
結局書斎の研究ばかりでは満足出来ないで、学者の畑水練は何の役にも立たぬからと、実際に人事の紛糾に触れて人生を味おうとし、この好奇心に煽られてしばしば社会の暗黒面に出入した。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
作例 · 標準
夏休みを利用して、毎朝プールで水練に励んだ。
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幼い頃から水練を習っていたおかげで、海でも怖がらずに泳げるようになった。
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体力維持のために、水練を取り入れたトレーニングを続けている。
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