伶官
れいかん
名詞
標準
court musician
文例 · 用例
西晉の末、洛陽・長安の陷落した時、伶官樂器は匈奴に入り、一時中國傳來の雅樂は失はれたけれども、江東の新朝廷の不斷の努力によつて、次第に遺工逸樂を採拾し、殊に※水の戰勝と共に、西晉・漢・趙・燕・前秦と傳へて來た樂工を獲て、廟堂の雅樂大に備つたのである(19)。
— 桑原隲蔵 『晉室の南渡と南方の開發』 青空文庫
そのいはれいかんとならば、信心の行者には天神地祇も敬伏し、魔界外道も障礙することなし。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
」「れいかんツて――?
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
加うるに、百|剣林立のあいだといえども吾れいかんという、なに、そんな固ッ苦しいことは言わないが、とにかく、怖いという感情を生れる時に忘れて来た、意地と張りとで固まっている美女、知らずのお絃という姐御がくっついているのだ。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
これいかんとなれば縮を一|端になすまでに人の手を労する事かぞへ尽しがたし。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
作例 · 標準
宮中の儀式で、伶官たちが古式ゆかしい装束を身にまとい雅楽を奏でた。
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彼は代々伶官を務める家系に生まれ、幼い頃から笙の稽古に励んできた。
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歴史小説の中で、天皇の御前で笛を吹く伶官の姿が美しく描写されている。
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