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朔日

さくじつ
名詞
1
標準
first day of the month (in the lunar calendar)
文例 · 用例
市民の生活といっても、当時交通不便にして、富士登山が容易でなかったために、旧暦の六月|朔日には、市中と郊外にある富士山の形に擬えた小富士や、富士権現を勧請した小社に、市民が陸続参詣した。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
また亥の日には摩利支天には上げる数を増す、朔日十五日二十八日には妙見様へもという工合で、法華勧請の神々へ上げる。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
木賃御泊宿――内湯あり――と、雨ざらしに成つたのを、恁う……見ると、今めかしき事ながら、芭蕉が奧の細道に……五月朔日の事也。
泉鏡太郎 飯坂ゆき 青空文庫
その供養のために、毎年六月の一日は、氷室の朔日と云って、少い娘が娘同士、自分で小鍋立ての飯ごとをして、客にも呼ばれ、呼びもしたものだに、あのギラギラした小刀が、縁の下か、天井か、承塵の途中か、在所が知れぬ、とあっては済まぬ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
九月四日、この朔日には震災一週年の握り飯を食わされたので、きょうは他の用達しを兼ねてその焼跡を見て来たいような気になったのである。
岡本綺堂 九月四日 青空文庫
梟娘の死――その奇怪な噂がまだ消えやらない其年の八月|朔日、巳の刻頃(午前十時)から近年|稀なる暴風雨がこの城下へ襲つて来て、城内にも城外にもおびたゞしい損害をあたへた。
岡本綺堂 梟娘の話 青空文庫
朔日の朝っぱらから気の利かないブン大将』 妻君のエミ子が、台所から米国製の花模様のあるゴムの前掛で、手をふきながら出て来ました。
渡辺温 四月馬鹿 青空文庫
――四月のお朔日は一年にたったいっぺん、どんな途方もない出鱈目をやって、人を担いでもいい日なの。
渡辺温 四月馬鹿 青空文庫
作例 · 標準
今日は朔日だから、神棚に新しい水をお供えした。
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昔の暦では、朔日が月の始まりを告げる重要な日だったんだ。
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毎月朔日には、地元の神社でお祭りが行われる。
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