石灰化
せっかいか
名詞動詞-サ変
標準
calcification
文例 · 用例
その男は人間の体が年を取るに従って段々石灰化してしまうのを防ぐ工夫をしているのだがね。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
僕は死ぬまいなんぞとは思わないのですが、どうか石灰化せずにいたいものですね」「君、メチュニコッフ自身もそう云っているのだよ。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
その介殼の表面は滑かで、薄い硝子のやうに透明で、毀れ易くて多少石灰化してゐるが、主に有機物である。
— 神田左京 『海螢の話』 青空文庫
内臓の研究をしたのはラッファであり、彼は石灰化した動脈硬化症が8500年前に普通の病気であることを示した。
— イェール大学で1913年に行った一連の講義 『近代医学の興隆』 青空文庫
杖で藁を押しのけたら、只大きな骨が僅か見えた丈であったが、それらも石灰化していた。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
くる病 小児のくる病は、骨の不十分な石灰化、歩行による下肢の湾曲、肋骨の変形、を特徴とし、この時期の西ヨーロッパおよびアメリカの大都市で、ますます一般的な問題となった。
— A Short History of Nutritional Science 『栄養学小史』 青空文庫
僕はこの数日来あまりぐあいがよくなかったが、ジャップめは好意のおせっかいからまるで耐えがたいくらいに僕を悩ませる。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
人間の採集がほんの気紛れからで、あまりあてにはならない事をよく知っている草の実は、こうして人間のおせっかいから遁れて、われとわが種子を保護するのである。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
作例 · 標準
レントゲンを見た医師は「動脈の石灰化が見られますね」と患者に説明した。
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長年の炎症が繰り返されることで、組織の石灰化が進んでいた。
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石灰化した腱は硬くなり、肩の動きに支障をきたすことがある。
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ウィキペディア
石灰化 とは、軟部組織にカルシウム塩が沈着する現象、あるいは沈着した状態である。様々な生物で見られ、結果として硬化した組織などが形成される。
出典: 石灰化 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0