鷹揚
おうよう異読 おおよう・ようよう
形容動詞名詞多音語頻度ランク #43562 · 青空 671 例
標準
large-hearted
文例 · 用例
」とれいの鷹揚ぶった態度で首肯いたが、さすがに、感佩したものがあった様子であった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」といふ素朴の疑問に就いて鷹揚に首を振つて考へ、「砂濱の萩の花も、這ひ寄る小蟹も、入江に休む鴈も、何もこの私を批評しない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
なんて珍らしくもない話に大仰に驚いて見せたり、一から十まで嘘ばかりの社交を行ひ、天晴れ上流の客あしらひをしてゐるつもりのケチくさい小利口の大馬鹿野郎どもに、この龍宮の鷹揚なもてなし振りを見せてやりたい。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」「ああ、」とお爺さんは鷹揚に笑ひ、「ここはどこだらう。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
まあ、かう言つたやうなもので、自然や人間に對する素直な、清い、鷹揚な態度は既にないのです……ない、全くない!
— 太宰治 『津輕地方とチエホフ』 青空文庫
老妓は高いところから何も知らない顔をして、鷹揚に見ているが、実は出来ることなら自分をみち子の婿にでもして、ゆくゆく老後の面倒でも見て貰おうとの腹であるのかも知れない。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
その上金づかひも鷹揚であり、友人への義理も厚く、ケチなところは少しもない。
— 萩原朔太郎 『所得人 室生犀星』 青空文庫
物質上に於て、彼は極めて鷹揚であると同じく、時間上に於ても、彼は極めて餘裕綽々として呑氣である。
— 萩原朔太郎 『所得人 室生犀星』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
placid
作例 · 標準
例句