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三千大千世界

さんぜんだいせんせかい
名詞
1
標準
the whole universe (of a billion worlds) that Buddha enlightened
文例 · 用例
さうして一面には又、隨處に自己を犧牲にして、「三千大千世界にわが身命を捨置かざるところなき」ことが、即ち「神」と「道」とを證する所以であり、かく證するところに自己の使命があると信ずる信念を豫想するものでなければならない。
阿部次郎 三太郎の日記 第三 青空文庫
またその拍った手の響きは、三千大千世界の悪魔の胆をこの文珠の智慧の一声で驚破する程の勢いを示さなければならんと、その問答の教師は常々弟子達に対して教えて居るです。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
狭いはずの十七字の天地が案外狭くなくって、仏者が芥子粒の中に三千大千世界を見出すようになるのであります。
高浜虚子 俳句の作りよう 青空文庫
これは仏教の世界図、つまり宇宙観で、われらの住む土地の属するのが、ひとつの日月の照らす須弥世界、それが千集って小千世界、それが又千集って中千世界こうして――三千大千世界、百億須弥をなす……これは、太陽系から銀河系、超銀河系と膨脹してゆく、今の天文学の宇宙説を予言しているようで、すこぶる妙だ。
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
作例 · 標準
三千大千世界の全ての存在に、仏法は平等に説かれる。
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彼は三千大千世界を巡り、衆生の苦しみを救おうとした。
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仏の悟りは、三千大千世界を照らす光である。
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ウィキペディア

三千大千世界 は、仏教の世界観における宇宙の単位である。特に大乗仏教においては、一人の仏が教化する世界のことであり、宇宙は無数の三千大千世界から成る。仏教の世界観では、須弥山を中心として日・月・四大州・六欲天・梵天などを含む世界を一世界とし、一世界が1,000個集まったものを小千世界といい、小千世界が1,000個集まったものを中千世界といい、中千世界が1,000個集まったものを大千世界という。大千世界を三千大千世界ともいう。略して三千世界といい、三千界ともいう。小学館の『精選版 日本国語大辞典』は「三界」を三千大千世界の略とするが用例を示していない。

出典: 三千大千世界 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0