流氷
りゅうひょう
名詞頻度ランク #27581 · 青空 55 例
標準
drift ice
文例 · 用例
流氷はんのきの高き梢より、 きらゝかに氷華をおとし、汽車はいまやゝにたゆたひ、 北上のあしたをわたる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
見はるかす段丘の雪、 なめらかに川はうねりて、天青石まぎらふ水は、 百千の流氷を載せたり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
果てもない氷海を張りつめた流氷のモザイクの一片に乗っかって親子連れの白熊が不思議そうにこっちをながめている。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
たとえば流氷のようなものでも舷側で押しくずされるぐあいや、海馬が穴から顔をだす様子などから、その氷塊の堅さや重さや厚さなどが、ほとんど感覚的に直観される。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
広く寒い港内には何処からともなく流氷が集つて来て、何日も何日も、船も動かず波も立たぬ日があつた。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
広く寒い港内にはどこからともなく流氷が集ってきて、何日も何日も、船も動かず波も立たぬ日があった。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
彼はいつの間にか陸から切り離された、流氷の上にいるように感じた。
— 葉山嘉樹 『死屍を食う男』 青空文庫
寒さが緩み出すと共に、何處から來たか知らぬが、港内には流氷が一杯集つて來て、時々雪が降つた。
— 石川啄木 『菊池君』 青空文庫
作例 · 標準
冬の北海道では、オホーツク海を覆い尽くす雄大な流氷を見ることができる。
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砕氷船に乗って、流氷がぶつかり合う音を聞きながら進むクルーズは圧巻だ。
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温暖化の影響で、年々流氷が接岸する期間が短くなっているという。
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