親任
しんにん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
imperial appointment
文例 · 用例
杜光庭は方士で、学者で、唐の末から五代に流れ込み、蜀王の昶に親任された人物です。
— 録異記 『中国怪奇小説集』 青空文庫
「突然」1・16(夕) 大蔵大臣|勝田主計氏が曩に大臣に親任されて、螺旋仕掛の人形のやうな足取で、ひよこ/\宮中から退出して来ると、そこに待受けた新聞記者が一斉に、「おめでたう」と浴びせかけた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
その日の夕刊が配達されると、木挽町の蔵相官邸の門衛は、恰どそこへ来合はせてゐた自分の話し相手に頓着なくいきなり夕刊を開けて、蔵相親任の条を読下した。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
田舎の者が元勲を崇拝し大臣をえらい者に思い政治上の力量も識見も元勲大臣が一番に位する者と迷信|致候結果、新聞記者などが大臣を誹るを見て「いくら新聞屋が法螺吹いたとて、大臣は親任官、新聞屋は素寒貧、月と泥亀ほどの違いだ」などと罵り申候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
田舎の者が元勲を崇拝し、大臣をえらい者に思ひ、政治上の力量も識見も元勲大臣が一番に位する者と迷信致候結果、新聞記者などが大臣を誹るを見て「いくら新聞屋が法螺吹いたとて、大臣は親任官、新聞屋は素寒貧、月と泥鼈ほどの違ひだ」などと罵り申候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
田舍の者が元勳を崇拜し大臣をえらい者に思ひ政治上の力量も識見も元勳大臣が一番に位する者と迷信致候結果、新聞記者などが大臣を誹るを見て「いくら新聞屋が法螺吹いたとて、大臣は親任官、新聞屋は素寒貧、月と泥龜程の違ひだ」などゝ罵り申候。
— 正岡子規 『歌よみに與ふる書』 青空文庫
横井は久しく越前侯|松平慶永の親任を受けてゐて、公武合体論を唱へ、慶永に開国の策を献じた男である。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
支那では後世でも身分有る者が妾を蓄ふることを政府も認めて居つて、親任官ならば何人置く、勅任官ならば何人、奏任官ならば何人と云ふやうに決めてあります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
作例 · 標準
内閣総理大臣は、天皇陛下による親任を受けて就任する。
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明日、新たな大使の親任式が宮中で執り行われる。
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親任された役職は、国家の重要な任務を担うことになる。
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