単葉
たんよう
名詞
標準
simple leaf
文例 · 用例
米良は緑の窓硝子を透いて地平線の彼方、数理的な朝の太陽に銅鑼湾の火薬庫の壁が傾いて見えるなかを、露国飛行家の操縦するらしい単葉機が空中に水のような光を発して広東の方角に引返して行くのを見た。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
あの11の単葉なら止せ。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
あまりに突然の事なので眼の誤りかと思ったが、そう思ううちに向うの黒い影はグングン大きくなって、ハッキリした単葉の姿をあらわして来た。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
それは翼を黄いろに塗つた、珍らしい単葉の飛行機だつた。
— 芥川龍之介 『歯車』 青空文庫
珍らしい単葉の飛行機だった。
— 芥川竜之介 『歯車』 青空文庫
」 銀灰色の一台の単葉がエア・フランスのマークを尾につけつつ見る間に大きく空中に現れた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
B 一台の単葉飛行機が銀色に輝きつつ都会の空を横ぎっていた時、風呂屋の煙突へ衝き当たると同時に両翼がもぎれて散った。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
其れで仏蘭西政府は本人に退去命令を下すと、ナルヂニイは「宜しい」と云つて、即日ドユペル・ドユツサンと云ふ単葉式五十馬力の飛行機に乗つて、巴里の郊外※ロン・グブレエから英国のロンドンへ「雲を霞」とお手の物で飛んで仕舞つたのは人人を一寸痛快がらせた。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
桜の葉は一枚の組織から成る単葉だが、モミジのように深く切れ込みが入ったものもある。
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理科の授業で、複葉の植物と単葉の植物を分類するフィールドワークを行った。
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単葉の葉身は、主脈から左右に広がるシンプルな構造をしている。
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標準
monoplane (aircraft)
作例 · 標準
複葉機が主流だった時代を経て、空気抵抗の少ない単葉のデザインが航空界を席巻した。
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最新鋭の戦闘機は、そのほとんどが高速飛行に適した単葉の翼を備えている。
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ライト兄弟の初飛行は複葉機だったが、その後の発展で単葉の優位性が証明された。
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ウィキペディア曖昧さ回避
単葉(たんよう) 植物(生物学)における単葉 (simple leaf) については、葉#複葉および複葉を参照。 飛行機における単葉については、単葉機 (monoplane) を参照。 複素解析(数学)における単葉 (univalent) については、単葉関数 (univalent function) を参照。
出典: 単葉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0