円盤投げ
えんばんなげ
名詞
標準
discus throw
文例 · 用例
窓から覗いているくめ子は、嘗て学校で見た石膏模造の希臘彫刻の円盤投げの青年像が、その円盤をさし挟んだ右腕を人間の肉体機構の最極限の度にまでさし伸ばした、その若く引緊った美しい腕をちらりと思い泛べた。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
顕微鏡を見せてやろう……」 その魚住と云う上級生は、私の倍もあるような大男で、円盤投げの選手をしていた。
— 堀辰雄 『燃ゆる頬』 青空文庫
しかしそのように三枝が私に近づいてくるにつれ、その一方では、魚住がますます寄宿生たちに対して乱暴になり、時々グラウンドに出ては、ひとりで狂人のように円盤投げをしているのが、見かけられるようになった。
— 堀辰雄 『燃ゆる頬』 青空文庫
しかし、もっとも重要な運動は、徒競走、速歩、円盤投げ、幅跳び、レスリング、ボクシング、およびダンシングであった。
— OUTLINES OF GREEK AND ROMAN MEDICINE 『ギリシャおよびローマ医学の概観』 青空文庫
長々とうつぶせに寝そべって、黒髪を肩のあたりにふさふさと波打たせ、重ねた腕に顎をのせて、じっとこちらを見つめている日本娘、円盤投げの姿勢でからだじゅうの筋肉を隆起させている日本青年。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
寝そべった日本娘は、胴中に古毛布を巻きつけて、ふさふさとした黒髪の上から、さまざまの宝石を瓔珞みたいに下げて、ニヤニヤ笑っているかと思うと、円盤投げの日本青年はまっ黒によごれたメリヤスのシャツを着て、これも宝石の首飾り、腕環をはめて、光りかがやいているといったあんばいなのだ。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
作例 · 標準
彼は高校時代、陸上部で円盤投げの選手として活躍した。
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オリンピックの円盤投げ競技は、そのダイナミックな動きが見どころだ。
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円盤投げは全身のバネを使う競技で、遠心力をいかに効率良く使えるかが勝負だ。
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