蹄鉄
ていてつ
名詞
標準
horseshoe
文例 · 用例
蹄鉄のひゞきと、滑桁の軋音の間から英語のアクセントかゝったロシア語が栗本の耳にきた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
四 馬が苦しげに氷上蹄鉄を打ちつけられた脚をふんばって丘を登ってきた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
また、きしきしという軋りが聞えて、氷上蹄鉄を打ちつけられた馬が、氷を蹴る音がした。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
蹄鉄の釘がゆるんでいるとか、馬が風邪を引いているとか。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
馬は、滑らないように下面に釘が突出している氷上蹄鉄で、凍った雪を蹴って進んだ。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
蹄鉄に蹴られた礫が白樺の幹にぶつかる。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
ごくとしよりの馬などは、わざわざ蹄鉄をはずされて、ぼろぼろなみだをこぼしながら、その大きな判をぱたっと証書に押したのだ。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
どうしてその人が競馬の何かだといふことがわかったかと云ひますと、実はその人の胸に蹄鉄の形の徽章のついてゐたのを、さっき私は椅子にかける前ちゃんと見たのです。
— 宮沢賢治 『毒蛾』 青空文庫
作例 · 標準
落馬しないように、馬の足には蹄鉄がしっかりと打ち付けられている。
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古い農家の壁には、幸運のお守りとして蹄鉄が飾られていた。
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蹄鉄の音を聞くと、西部劇の情景が目に浮かぶ。
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ウィキペディア
蹄鉄(ていてつ)は、主に馬の蹄(ひづめ)を保護するために装着される、U字型の保護具である。
出典: 蹄鉄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0