ラム酒
ラムしゅ
名詞
標準
rum
文例 · 用例
蜂の尾と、ラム酒とに、世界は分解されしなり。
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
煙草はレッド・バンドを喫い、酒はラム酒、とくにネグリッタラムにてつくるバカーデ・カクテールを愛飲する。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
そこの腰掛茶屋や森の葉陰などで、遊び仲間のほかには誰にも見られないで、あらゆる気違いじみたまがいものの歓楽にふけるのさ、――勝手なことをしたりラム酒を飲んだりしてね。
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
ある夜、ごくたちの悪い酒場に、なかば茫然として腰かけていると、その部屋の主な家具をになっているジン酒かラム酒の大樽の上に、なんだか黒い物がじっとしているのに、とつぜん注意をひかれた。
— THE BLACK CAT 『黒猫』 青空文庫
アメリカ合衆国ではラム酒あるいはウィスキーに糖蜜と醋とを混じた飲料をいうが、船乗りの通語では一般に濃い色をした強い酒をいう。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
21 toddy ――ラム酒などの火酒に熱湯を混じ砂糖、烙り林檎などを加えて造った飲料。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
ラム酒の瓶を二本、袋にいれて、胸のポケットに、この手紙をいれて、もう十分ばかりしたら、下の村に出かけます。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
バオバブ樹の実を指す、またピーター・シンブルの話に猴吸い(サッキング・ゼ・モンキー)といえるは、椰子を割って汁を去りその跡へラム酒を入れて呑むをもいえば、樽に藁を挿し込んで酒を引き垂らすをもいう。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
パウンドケーキの生地にラム酒に漬け込んだドライフルーツをたっぷり混ぜ込み、オーブンで香ばしく焼き上げた。
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「海賊たちが樽から直接ラム酒を飲むシーンが、子供の頃から妙にかっこいいと思ってたんだ」と彼は笑った。
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寝る前に少しだけ温めたミルクに少量のラム酒を垂らすと、その芳醇な香りでリラックスして眠りにつける。
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ウィキペディア
ラム酒(ラムしゅ)またはラム とは、サトウキビの廃糖蜜または絞り汁を原料として作られる蒸留酒である。サトウキビに含まれるショ糖を酵母でアルコール発酵させてエタノールに変えた後、蒸留、熟成することで作られる。西インド諸島が原産地と考えられている。
出典: ラム酒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0