近代文学
きんだいぶんがく
名詞
標準
modern literature
文例 · 用例
なぜなら、日本の文学者等は、彼等の翻案化された似而非の自然主義文化や、似而非のレアリズム文学を以て、自から外国思潮のそれと同列させ、資本主義末期の近代文学を以て自任しつつ、笑止にも得意でゐるからである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
日本の近代文学は、ブルジョア文学も、そして、プロレタリア文学も農民の生活に対する関心の持ち方が足りなかった。
— 黒島傳治 『農民文学の問題』 青空文庫
近代文学には、明かに、戦争反対の意図を以て書かれたものを相当拾い上げることが出来る。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
欧洲近代文学に於ても、戦争に反対しているものは、なかなかの数に上る。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
近代文学の黎明は、実に浪漫派の情緒主義によって開かれている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
悔恨、告白、反省、そんなものから、近代文学が、いや、近代精神が生れた筈なんですね。
— ――ひそひそ聞える。なんだか聞える。 『鴎』 青空文庫
紅葉は万更外国文学が嫌いじゃなかったが近代文学には殆んど同感を持たなかった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
二 近代文学に於いて最も大衆性をもつてゐるものは小説である。
— 平林初之輔 『商品としての近代小説』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
近代文学(きんだいぶんがく) 世界文学においては、広義にはシェイクスピアやセルバンテスなどが活躍した1600年頃から第二次世界大戦終結(1945年)までの文学。狭義にはロマン主義の時代(1800年頃)からモダニズムの時代(1920年頃)までの文学。 日本文学においては、明治から昭和戦前期の文学の総称。 ⇒ 日本の近現代文学史 1945年から1964年にかけて刊行されていた文芸雑誌。 ⇒ 近代文学 (雑誌)
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