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違い棚

ちがいだな
名詞
1
標準
set of staggered shelves
文例 · 用例
それらの山の裾へひろがるところの、違い棚のように段を作っている水田からは、稲の青葉を振り分けて、田から田へと落ちる水が、折からの旱天にも滅げず、満々たる豊かさをひびかせて、富士の裾野のいかにも水々しい若さを鮮やかに印象している。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
それでも型ばかりの硯箱を違い棚に置いてある家はいいが、その都度に女中に頼んで硯箱を借りるような家もある。
岡本綺堂 温泉雑記 青空文庫
その右手は四尺の床の間と四尺の違い棚になっているが床の間には唐美人の絵をかけて前に水晶の香炉を置き、違い棚には画帖らしいものが一冊と鼓の箱が四ツ行儀よく並べてある。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
あなたがお調べになったのなら間違いありません」「そうですか……それじゃ箪笥を……」「もう……もう本当に結構です」「じゃ御参考に鼓だけお眼にかけておきましょう」 と云ううちに右手の違い棚から一つ宛四ツの鼓箱を取り下した。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
私は妻木君が出てゆくのを待ちかねて違い棚の上に露出しに並んでいる四ツの鼓を見た。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
違い棚の傍に、十畳のその辰巳に据えた、姿見に向かった、うしろ姿である。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
こゝは、もと父の部屋であったのを、父の死後わたくしの部屋に宛てられ、部屋の調度など、かなり片付けられましたが、床の間の違い棚の上に法令書のようなものが二三冊、それから白耳義製のウヰスキー瓶のセットなど、父の面影がなお偲ばれました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
床の違い棚に置いてある父の遺物の二三冊の法令書は片隅へ寄せられ、そこには浄瑠璃本と娯楽雑誌が散らばっています。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
和室の床の間には、趣のある違い棚が飾られていた。
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違い棚には、古美術品がセンス良く配置されていた。
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違い棚の段差が、空間に奥行きを与えている。
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