幻辞.com

木樋

もくひ異読 きどい
名詞
1
標準
wooden water pipe
文例 · 用例
これらの井戸は多摩川から上水を木樋でひいたもので、その理由から釣瓶で鮎を汲むなどと都会の俳人の詩的な表現も生れたのであるが、鮎はいなかったが小鯉や鮒や金魚なら、井戸替えのとき、底水を浚い上げる桶の中によく発見された。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
これらの井戸は多摩川から上水を木樋でひいたもので、その理由から釣瓶で鮎を汲むなどと都会の俳人の詩的な表現も生れたのであるが、鮎はゐなかつたが小鯉や鮒や金魚なら、井戸替へのとき、底水を浚ひ上げる桶の中によく発見された。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
そこには太い撚り銅線がシッカリと結びつけられて居り、その銅線は横にのびて、櫓の横を木樋の中に隠れて居る。
海野十三 青空文庫
銅線はその木樋の中を貫通して、百尺下に下り、それから地中に潜って、雷の通路を完成している筈だった。
海野十三 青空文庫
延長五千八百間の木樋を用いて、黒薙谷の二見温泉を引いたものである。
木暮理太郎 黒部川を遡る 青空文庫
二見温泉は黒薙の少し先で、同じく黒薙川の岸にあったものであるが、今は延長五千六百間の木樋を以て温泉を内山村に導き、愛本温泉の名で開業している。
木暮理太郎 黒部峡谷 青空文庫
温柔の氣、水の如く中天に流れ跳つて、一|分一|分の嬌めいて滑りゆくには、つい、ぼんやりと、恍惚して了ふところを、これではならぬと、やつとこさ、胸の思をなだめて眠かす、心いきの小歌もくひとめた。
上田敏 牧羊神 青空文庫
清丸さんを見てから、しきりに彼の事が気にかゝる、彼が私の生活にこんなにもくひいつてゐようとは予期しなかつた、それは彼が彼の生活にくひいつてゐないやうに。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
作例 · 標準
古い城跡からは、水路に使われていた木樋の一部が見つかりました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
昔の農村では、山から水を引くために木樋が使われていました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この歴史的建造物では、当時の工法を再現するため、木樋が復元されています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite