麻薬中毒
まやくちゅうどく
名詞名詞-の形容詞
標準
drug addiction
文例 · 用例
もがきあがいて、作家たる栄光得て、ざまを見ろ、麻薬中毒者という一匹の虫。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
直治は、高等学校の頃に、或る小説家の真似をして、麻薬中毒にかかり、そのために、薬屋からおそろしい金額の借りを作って、お母さまは、その借りを薬屋に全部支払うのに二年もかかったのである。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
直治が、あの、麻薬中毒で苦しんでいた頃の手記のようであった。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
直治の、この麻薬中毒が、私の離婚の原因になった、いいえ、そう言ってはいけない、私の離婚は、直治の麻薬中毒がなくっても、べつな何かのきっかけで、いつかは行われているように、そのように、私の生れた時から、さだまっていた事みたいな気もする。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
僕も昔、麻薬中毒になった事があってね、あれは人が薄気味わるがってね、アルコールだって同じ様なものなんだが、アルコールのほうは、人は案外ゆるすんだ。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
麻薬中毒者が、麻薬が切れて薬を求める時の気持だって、これほどつらくはないでしょう。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
途中の喫茶店にチョコレートを飲みに入ったが、そこで彼女にせがみ、アドルムを三錠、十錠のみはじめると、私は丁度、麻薬中毒患者が薬にありついたような、ただ本能の奴隷となる。
— 田中英光 『野狐』 青空文庫
麻薬中毒者なのであった。
— 海野十三 『地獄の使者』 青空文庫
作例 · 標準
彼は麻薬中毒の幻覚に怯え、誰もいない部屋に向かって大声で叫んでいた。
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麻薬中毒から立ち直るためのリハビリは、想像を絶するほどの苦痛を伴う。
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親戚の若者が麻薬中毒で亡くなったという知らせを聞き、一家に衝撃が走った。
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