一眼
いちがん
名詞頻度ランク #15253 · 青空 6 例
標準
one eye
文例 · 用例
ちらっと豚を一眼見て、手を振りながら助手に云う。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
「あら、巡査さんが来ましたよ」 伯父なる人は顧みて角燈の影を認むるより、直ちに不快なる音調を帯び、「巡査がどうした、おまえなんだか、うれしそうだな」 と女の顔を瞻れる、一眼|盲いて片眼鋭し。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
婚礼の席に連なったときや、明け暮れそのなかのいいのを見ていたおれは、ええ、これ、どんな気がしたとおまえは思う」 という声濁りて、痘痕の充てる頬骨高き老顔の酒気を帯びたるに、一眼の盲いたるがいとものすごきものとなりて、拉ぐばかり力を籠めて、お香の肩を掴み動かし、「いまだに忘れない。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
毎日真剣勝負をするような気になって、良い物、悪い物、二番手、三番手、いずれ結構|上※の物は少い世の中に、一眼|見損えば痛手を負わねばならぬ瀬に立って、いろいろさまざまあらゆる骨董相応の値ぶみを間違わず付けて、そして何がしかの口銭を得ようとするのが商売の正しい心掛である。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
そこは商買の事で、ちょっと一眼見渡すと、時代蒔絵の結構な鐙がチラリと眼についた。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
「まあ、お熊……お前はまあ何と言う……ダダ……誰が斯様なこと、したかいなあ……」 そのアトから人を分けて入って来た半白髪の恰幅のいい老人は、女房の肩ごしに娘の死骸を一眼見るや否や、両手をシッカリと握り合わせたまま石甃の上にドスンと尻餅を突いてしまった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
それがほぼ八分の満潮であることは「スカールの漕ぎ手」室子には一眼で判る。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
以上の三|眼も更に訊せば、また三眼にして一眼なのである。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
運動会で我が子の活躍を鮮明に捉えようと、高性能な一眼レフカメラを新調した。
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一眼レフならではの浅い被写界深度を活かして、背景を美しくぼかす撮影に挑戦している。
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初めての一眼レフ選びで、店員さんに機能や重さについて詳しく聞いた。
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報道写真家は、その場で起きた出来事を一眼レフカメラで素早く記録していく。
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標準
single-lens (reflex camera)
作例 · 標準
旅行用に、軽くて操作しやすい一眼レフカメラを探している。
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友人が新しい一眼ミラーレスを買ったので、試し撮りさせてもらった。
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このモデルは、初めて一眼カメラを持つ人にもおすすめできる。
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「わあ、その一眼で撮った写真、すごく綺麗だね!」
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標準
one eye (in a group of stones)
作例 · 標準
この石のグループは一眼しかなく、非常に危うい状況だ。
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相手の強い攻めに対し、彼はかろうじて一眼を確保したが、まだ生きるには程遠い。
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「そこの一眼では、まだ生きていないよ」と師匠は弟子の手に対し指摘した。
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大石を仕留めるためには、相手の一眼を潰しに行くのが定石だ。
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