夜鳥
やちょう
名詞
標準
nocturnal bird
文例 · 用例
鴉毛の婦人やさしい鴉毛の婦人よわたしの家根裏の部屋にしのんできて麝香のなまめかしい匂ひをみたす貴女はふしぎな夜鳥木製の椅子にさびしくとまつてその嘴は心臟をついばみ 瞳孔はしづかな涙にあふれる夜鳥よこのせつない戀情はどこからくるかあなたの憂鬱なる衣裳をぬいで はや夜露の風に飛びされ。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
鴉毛の婦人やさしい鴉毛の婦人よわたしの家根裏の部屋にしのんできて麝香のなまめかしい匂ひをみたす貴女はふしぎな夜鳥木製の椅子にさびしくとまつてその嘴は心臟をついばみ 瞳孔はしづかな涙にあふれる。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
夜鳥よこのせつない戀情はどこからくるかあなたの憂鬱なる衣裳をぬいで はや夜露の風に飛びされ。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
壁虎がきちきち鳴く、気味の悪い夜鳥の啼き声、――夕食後私はヴェランダの欄干に凭れた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
親しき息は海に通いささやきは胸に通い―――― 壁虎が鳴く、夜鳥が啼く。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
今夜はどうしてこんなに夜鳥の声が耳につくのでしょう。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
目も夜鳥ぐらい光ると見えて、すぐにね、あなた、丼、小鉢、お櫃を抱えて、――軒下へ、棚から落したように並べて、ね、蚊を払い(おお、飯はからだ。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
咽喉に詰った痰を噎んで吐くような夜鳥の叫び声が横切りました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
夜鳥の鳴き声が、静かな夜に響き渡る。
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フクロウは代表的な夜鳥であり、夜の森を支配する。
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夜鳥の活動は、昼行性の鳥とは大きく異なる。
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