言いつかる
いいつかる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to be ordered (to do)
文例 · 用例
「あのお嬢様が帰って来て、あれをごらんなすったら、その結果はどうだ、あの馬鹿みたような男は、直ぐに捕まって焼き殺されてしまうにきまっている、その時、火あぶりの執行人を言いつかるものこそ災難!
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
次郎は、お祖母さんにこんな口を利かれると、きっとそのあとに、いやな仕事を言いつかるのを知っていたので、いつもなら、すぐ反感を抱くところだったが、今日は不思議に何とも感じなかった。
— 第一部 『次郎物語』 青空文庫
謙蔵に何か言わなければならない用を、老夫婦やお延に言いつかると、彼はいつもそれを、巧みに誠吉や他の従兄弟たちに譲った。
— 第一部 『次郎物語』 青空文庫
その都度御案内を言いつかるもんですからもう悉皆覚えてしまったの」 猿沢の池へ来た時も衣掛けの柳の下で、「采女はこの柳に着物を掛けて身を投げました。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
けれども、ときには、おそくなってからとか、どうかすると夜中などに、なにかとってきてくれと、おとうさんからいいつかることもあります。
— グリム Grimm 『こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話』 青空文庫
九鬼右馬允嘉隆は、信長から水軍の建設をいいつかると、鳥羽、熊野などの船大工や、多年海上で動作に馴れた水夫などを糾合して、やがて七艘の大船を作り立て、これを堺の浦へまわして来た。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
――にもかかわらず、彼が用いられたり、使者として選ばれる時は、対蜀外交の策謀とか、関羽を味方へ抱き込む工作とか、どっちにしても、間接に肉親へ弓を引くような苦しいそして至難な役目をいいつかる場合にのみ限られていた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
母から「早く寝なさい」と言いつかったのに、ついつい夜更かしをしてしまった。
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部長から緊急のプロジェクトリーダーを言いつかり、その日から忙殺された。
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地域住民の代表として、町内会の会議で重要な役割を言いつかることになった。
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彼はいつも面倒な雑用ばかり言いつかり、不平を漏らすことが多かった。
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