五葷
ごくん
名詞
標準
five pungent roots (in Buddhism or Taoism)
文例 · 用例
右の葷菜とは元来五葷といい、また五辛と呼んで口に辛く鼻に臭ある物五つを集めた名で、それは神を昏まし性欲を押さえるために用いたものといわれる。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
ぼくたちにあたらしいニュースを持ってきてくれるのは、市場に行く手かごくんだけなんだ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『空とぶトランク』 青空文庫
それで毎朝起きるが早いか槍をしごくんだ……」「槍はいいが、その老人に紹介して貰えまいか」「いつでもして上げる」と云うと傍に聞いていた同僚が、君は白山の美人を探がしたり、記憶のいい爺さんを探したり、随分多忙だねと笑った。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
若者はともすると、瞼に溢れて来る涙を危ぶみながら黒パンの塊を二つに引き裂いて、ごくんと唾液を胸元深くのみこんだ。
— 里村欣三 『放浪の宿』 青空文庫
」「どうとも御判断に任かせます」 すると、嘉吉は褞袍を蹴るやうにして起きあがると、冷へた茶をごくんと飲んで、「仕末して、いつそわかればなしが決まつたんだ、温泉にでも行つてみるか」と云つた。
— 林芙美子 『朝夕』 青空文庫
「ああッ」 啓吉はごくんと飯の塊を飲み込み、植木鉢の下に伏せた、雌を呼ぶ蟋蟀の物哀しい声を何気なく思い出した。
— 林芙美子 『泣虫小僧』 青空文庫
母親と私がごくんごくん飲むのだ。
— 林芙美子 『生活』 青空文庫
酢っぱい唾がごくんと咽喉を潤おした。
— 林芙美子 『帯広まで』 青空文庫
作例 · 標準
仏教や道教では、五葷(ごくん)を食べることが禁じられている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
五葷とは、ニンニク、ネギ、ニラ、ラッキョウ、ショウガなどの香味野菜を指す。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
精進料理では、五葷を使わないことが徹底されている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite