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奥ゆかしい

おくゆかしい
形容詞
1
標準
refined
文例 · 用例
ずいぶん、つましい奥ゆかしいことなんだ。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
空には奥ゆかしい廂の上に枝垂柳が垂れている。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
李張は燭火の前に浮き出た花のような姿を見たうえに、奥ゆかしいその物ごしを見せられてますますその女が慕わしくなった。
田中貢太郎 悪僧 青空文庫
その風味のよさ、嫁ごというのも、容色も心も奥ゆかしい、と戴いています。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
奥ゆかしいところは欠けて、派手な現代型の贅沢さが見えるのである。
花宴 源氏物語 青空文庫
十万円の現金をもつてゐるといふのに比べると、それだけの提琴を持つてゐるといふのは、何だか一寸奥ゆかしい点が無いでもない。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
彼は揉みあげを短く刈つて、女の羨しがるほどの、癖のない、たつぷりした長い髪を、いつも油で後ろへ撫であげ、いかに田舎の家がゆつたりした財産家で、また如何に母親が深い慈愛を彼にもつてゐるかと云ふことを語つてゐるやうな、贅沢でも華美でもないが、どこか奥ゆかしい風をしてゐた。
徳田秋聲 或売笑婦の話 青空文庫
哀しみを胸に抱きながら、七尺の屏風も躍らばよも踰えざらん、と歌い弾じたお軽の奥ゆかしい心根。
上村松園 軽女 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
modest
作例 · 標準
例句
奥ゆかしい(おくゆかしい) — 幻辞.com