身のこなし
みのこなし
表現名詞
標準
carriage
文例 · 用例
)といいかけてつッと立ち、つかつかと足早に土間へ下りた、余り身のこなしが活溌であったので、その拍子に黒髪が先を巻いたまま項へ崩れた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
そりゃあ、おまえさんだって、わたしの身のこなしや、羽のぐあいを見れば、おわかりだろうけどね。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アヒルの庭で』 青空文庫
が、素捷い身のこなし、足の踏立変えの巧さで、二三歩泳ぎはしたが、しゃんと踏止まった。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
そこで学生はまた四辺に注意しておいて、その横窓の硝子扉を開けて猫のように這って外へ出たが、それは馴れた身のこなしであった。
— 田中貢太郎 『死体を喫う学生』 青空文庫
)といひかけて衝と立ち、つか/\と足早に土間へ下りた、余り身のこなしが活溌であつたので、其の拍手に黒髪が先を巻いたまゝ頷へ崩れた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
体つき、身のこなしなど、いやらしく男の心をそそるようで眼つきも据っていて、気が進まなかったが、レッテル(顔)が良いので雇い入れた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
隣では、口ひげをととのえた、身のこなしの軽いひとりの小柄な男が、ちょうど二輪馬車を降りたところであった。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
すると入ってきたのが、中肉中背、黒髪黒目黒鬚の男で、鼻のあたりがてかてか、身のこなしはきびきび、話し方ははきはきで、時間の価値を知っている男のようでした。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の優雅な身のこなしは、バレエダンサーのようだ。
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武道の達人は、無駄のない身のこなしで相手を制する。
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彼の機敏な身のこなしは、サッカー選手として素晴らしい。
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