幻辞.com

包み

つつみ
名詞頻度ランク #11217 · 青空 2340
1
標準
bundle
文例 · 用例
馬場の蒼黒い顔には弱い西日がぽっと明るくさしていて、夕靄がもやもや烟ってふたりのからだのまわりを包み、なんだかおかしな、狐狸のにおいのする風景であった。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
もう十一月も終り頃だつたが、私が女の新しき家の玄関に例のワレ物の包みを置いた時、新しき男は茶色のドテラを着て、極端に俯いて次の間で新聞を読んでゐた。
中原中也 我が生活 青空文庫
日本紙を幅五、六分に引き裂いたのに火鉢の灰を少し包み込んで線香大の棒形に捻る。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
その人の多様な過去の生活を現わすかのような継ぎはぎの襤褸は枯木のような臂を包みかねている。
寺田寅彦 青空文庫
石・苔・偃松(白河内岳に登る記) 野営を撤して、濡れそうなものは油紙で包み、岩伝いに北を向いて、大籠山と後で名をつけた一峰に達した、三等三角測量標が立っている、霧が吹雨を浴びせかけて、顔向けも出来なかったが、白峰山脈で、初めての三角標に触れたのだから、ちょっと去りにくい気がした。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
急峻な登りを行く、雲は赤石山を包み隠して、西南にその連嶺の西河内岳の一角を現わした、さすがに富士山のみは、深くまつわる山を踏み踰えて、ひとり高く半天に立っている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
私たちは三本槍を、片ッ端から、登っては降りして、数日前に来たことのある御幣岳の一角と行き合った、嘉門次すら、この三本槍を縦走したのは、この年になるまで、きょうが始めてだと言っていた、岩石の連嶺は、ここで槍ヶ岳から、蒲田谷を包み、焼岳を回ぐって、びったりと素の位置で、繋ぎ合われた。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
だが遂にアブばかりでなかった、石楠花の甘ずっぱい香気は私を包み、アブを包み、森に漂って、樹々の心髄までしみ透るかのように、私までがアブの眷属になったかのように。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
作例 · 標準
母がくれた包みの中には、手作りの弁当が入っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
旅行のお土産に、小さな包みをいくつか買ってきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
風呂敷に包みをまとめ、昔ながらのスタイルで出かけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
counter for wrapped objects
作例 · 標準
この菓子は一つずつ個包装されており、全部で十個の包みがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
贈り物には、リボンで飾られた美しい包みを添えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの店のケーキは、箱ではなく可愛い紙の包みに入っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash