逓次
ていじ
名詞
標準
successively
文例 · 用例
余が嬉しいと感ずる心裏の状況には時間はあるかも知れないが、時間の流れに沿うて、逓次に展開すべき出来事の内容がない。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
東京訛が抜けなかったために「他国もんのべろしゃ/\」だと云っていじめられた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
少女の未練のようなものを感じていじらしかった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
しかしそれをやるときっと手が堅くなっていじけて、失敗する場合が多い。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
雨でも降るとスッカリ雨戸を閉切ツて親子|四人|微暗い裡に何がなしモゾクサしていじけ込むてゐる。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
にいさんや、ねえさんたちさえも、やさしくしてくれるどころか、かえっていじわるをして、いつも言うのでした。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『みにくいアヒルの子』 青空文庫
(睦子の手から線香花火を取っていじりながら)冬の花火なんて、何だか気味が悪いわねえ。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
すこしいっしょうけんめいになっていじくっていると、またおじいさんにみつかってしまった。
— 新美南吉 『おじいさんのランプ』 青空文庫
作例 · 標準
試験会場に到着した受験生たちは、受付を済ませた順に逓次に教室へと案内された。
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実験では、温度を一定の割合で逓次に上昇させながら、物質の変化を克明に記録した。
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「このプログラムは、入力されたデータを逓次に処理していく構造になっています」とエンジニアが説明した。
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