必治
ひっち
名詞
標準
certain cure
文例 · 用例
病気必治法9・30(夕) 詩人ゴオルドスミスは、文筆に従事する前に医者をしてゐた事があつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
ひっちかられてしまいやした。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
カフェー・コムプレで朝飯が済むと、ひっちらかした荷物を一と通りかたづけて、停車場前のプナッツから電車に乗って、博覧会の見物に行く。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
唯、人の話によると、七転八倒し、苦しみもがき、嘔吐し、自分の髪の毛をひっちぎり、よく云われる生きながらの地獄であったそうな。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
てめえ一人で何もかもひっちょったようなこと言うのは、なまいきだぞ。
— 三好十郎 『炎の人――ゴッホ小伝――』 青空文庫
無事でいる時ぁ、酒えくらって、なんとか云やあ町に出ちゃ変な女とジヤラジヤラしてよ、そいで戦争になると、自分一人で日本国ばひっちょったような血まなこになって、か、ならされたがよ、万才ぁいなんて云って行っちまって、忽ちコロリだ。
— 三好十郎 『鈴が通る』 青空文庫
国は荷物もってゆくつもりで例によってどたん場まで愚図愚図して居たら、一昨日以来一般小荷物受付中止で、家じゅうひっちらかしたまま、自分のふとんさえしまわず行ってしまいました。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
男先生はオルガンの前から教壇にきて、いつもの授業のときのように、ひっちく竹の棒の先で、一語一語を指ししめしながら、この歌の意味を説明しはじめた。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
作例 · 標準
その薬はどんな病気にも必治だと言われている。
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医者は彼の病気が必治であることを保証した。
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必治を信じて治療に専念する。
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