未発表
みはっぴょう
名詞-の形容詞
標準
unpublished
文例 · 用例
もう一つ、これは未発表のものであるが、北海道大学理学部の米田勝彦氏が現に研究を続けている「粉の波」の現象がある。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
また未発表ではあるが池田芳郎君の注意されたガラス管の内部的|歪による破壊の現象などもこの部類に属するもので、そこにもおもしろいわれ目の週期性が現われるのである。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
その他にも、私には三つ、四つ、そういう未発表のままの、謂わば筐底深く秘めたる作品があったので、おととしの早春、それらを一纏めにして、いきなり単行本として出版したのである。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
私、めったの人には断じて見せなかった未発表の大事の詩一篇。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
(未完)〔生前未発表・明治四十一年七月稿〕
— 石川啄木 『刑余の叔父』 青空文庫
例えば、自分で書いた未発表の小説に関して、あなたは作品を発表するか否か、作者名をどうするかを自分で決められる。
— 著作権保護期間延長が青空文庫にもたらすもの 『「天に積む宝」のふやし方、へらし方』 青空文庫
だが、ホーテンスの明るい顔色は聊かも変らなかったばかりか、彼は更にゼムリヤ号に関する未発表の調査事項までを、ドレゴと水戸の前にぶちまけたのである。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
本書は「かれくさ」(明治三十八年発行)以後の小著中より採録した作品と未発表の作品とを加へて百篇としたが必ずしも自選集の意味ではない、自分が二十数年間辿つて来た道程の記録である。
— 野口雨情 『雨情民謡百篇』 青空文庫
作例 · 標準
彼の遺品を整理していたところ、生前に執筆されたと思われる未発表の短編小説が見つかった。
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来月の学会において、最新の観測データに基づいた未発表の研究成果を公開する予定だ。
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「この曲はまだ未発表のデモ音源なので、外部に漏れないよう厳重に管理してください。」
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