正安
しょうあん
名詞
標準
Shōan era (1299.4.25-1302.11.21)
文例 · 用例
日蓮の立正安国論はこの際に出たものである。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
旧友は伊沢道之、加波山の暴動の時には宇都宮にいたがために、富松正安等と事を共にするの厄を免かれることができたが、群馬の暴動は免かれることができなかった。
— 田中貢太郎 『雨夜続志』 青空文庫
わたくしだつて、これは脚本ではあるが「日蓮上人辻説法」を書く時なぞは、ずつと後の立正安国論を、前の鎌倉の辻説法に畳み込んだ。
— 森鴎外 『歴史其儘と歴史離れ』 青空文庫
私は日蓮聖人の信者であるが、日蓮聖人が人類救濟のために説かれた「立正安國」の教えは、「主義によつて」「理想のために」行われる政治の最高の理想を示すものである。
— 石原莞爾將軍の遺書 『新日本の進路』 青空文庫
「立正安國」は今やその時到つて、眞に實現すべき世界の最も重大なる指導原理となり來つたのである。
— 石原莞爾將軍の遺書 『新日本の進路』 青空文庫
年代順に列記すれば、建保七年、弘安二年、正安四年(乾元元年)、元亨元年、元徳二年、文明五年、慶長五年の諸鈔本である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
木内宗五も吉田松陰も雲井竜雄も、江藤新平も赤井景韶も富松正安も、死刑となった。
— 幸徳秋水 『死刑の前』 青空文庫
評判の『立正安国論』と云ふものは、法然坊の弾劾に過ぎない。
— 木下尚江 『臨終の田中正造』 青空文庫
作例 · 標準
正安元年に即位した天皇は、幼くして政治の荒波に揉まれることとなった。
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正安という時代は、鎌倉幕府の執権政治が変質し始めた過渡期にあたる。
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歴史資料によれば、正安三年の大飢饉で多くの民が苦しんだと記録されている。
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