打ち出の小槌
うちでのこづち
名詞
標準
magic mallet
文例 · 用例
打ち出の小槌かアラディンのランプの魔法の力で思いもよらぬ所にひょいひょいと大きなビルディングが突然現われる。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
『梅津長者物語』には鼠三郎、野らねの藤太等の賊が長者の宅を襲うと、大黒真先に打って出で打ち出の小槌で賊魁を打ち殺す事あり。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
この部屋の床には、打ち出の小槌が組みこまれているらしい。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
と、子鬼どもはいちじにみな仰天して、ふところから打ち出の小槌という宝を取り出して老婆にくれ、おれらはいたってよい小鬼どもだから取って食わぬようにと約束をしてもらいました。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
一寸法師はその槌を手に持って、「これは鬼の忘れて行った打ち出の小槌です。
— 楠山正雄 『一寸法師』 青空文庫
」 こういって、一寸法師は、打ち出の小槌を振り上げて、「一寸法師よ、大きくなれ。
— 楠山正雄 『一寸法師』 青空文庫
そこでさっそく打ち出の小槌を振って、そこへ食べきれないほどのごちそうを振り出して、お姫さまと二人で仲よく食べました。
— 楠山正雄 『一寸法師』 青空文庫
作例 · 標準
例句