武器倉
ぶきぐら
名詞
標準
armory
文例 · 用例
「石の巻に何ぞ秘密でもあったか」「秘密も秘密、公儀|御法度の兵糧倉と武器倉を二カ所にこしらえ、巧みな砦塞すらも築造中なのでござります。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
」 武器倉の方で隊士の叫ぶ声がした。
— 山本周五郎 『梟谷物語』 青空文庫
稲倉も、武器倉も、……が、たいがい、こんな事だろうとは、おれも都にいるうちから、察していた。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
家財、調度、穀倉の穀、武器倉の武器が、みんな失くなろうと、ここに、おれが帰って来た。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
「御先代の良持様にお納めした、美々しい御鎧やら、雑兵具足やら、弓、矛、長柄なども、おびただしい数でござりましたが、あれらの品々は、まだ武器倉に、そっくり、お伝えでござりましょうな。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
弟たちと、家人が、馬の背から下ろした武具の菰梱を、武器倉へ、運びこんでいるのだった。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
手下どもは武器倉へ渦をまいて、弓鉄砲を取るよりはやく、宙を目がけて火ぶたを切り、矢つぎばやに、征矢の嵐をはなしたが、鷲はゆうゆうと、遠く近くとびまわって、あたかも矢弾の弱さをあざけっているようだ。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
また、居士はなんで、かような姿をして、この鎖駕籠のなかにはいっておいでになりましたか」「されば、じつをいうと、その貴人の僧は、南蛮寺の武器倉に押しこめられている間に、わしがソッと逃がしてやりました。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
城の裏手にある薄暗い武器倉には、使い古された槍や鉄砲が所狭しと並べられていた。
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反乱軍は夜陰に乗じて砦に忍び込み、武器倉から大量の火薬を盗み出した。
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湿気で火縄銃が使い物にならなくなるのを防ぐため、武器倉の換気には常に気を配っている。
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