軍制
ぐんせい
名詞
標準
military system
文例 · 用例
当時の(あるいは今でも)支那の軍制は極めて不備であって、各省兵勇はあたかも烏合の無頼漢のようなものだったから、組織的に訓練された学堂出身の警吏は兵勇よりも信頼されて事実上軍務をも帯びていた。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
このとき、フランス革命によって生じた軍制上、戦術上の変化を達観して、その直感力により新しい戦略を発見し、果敢に運用したのが不世出の軍略家ナポレオンであります。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
当時かくの如く持久戦争をなすの止むなき状況にあり、しかも消耗戦略の機動主義すなわち戦争の最も陰性的傾向であったのは政治的関係より生じた不健全なる軍制に在ったのであるが、今少しくこれにつき観察して見よう。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
第五章 戦争参加兵力の増加と国軍編制(軍制)第一節 兵役 火器の使用に依って新しい戦術が生まれて来た文芸復興の時代は小邦連立の状態であり、平常から軍隊を養う事は困難で有事の場合兵隊を傭って来る有様であったが、国家の力が増大するにつれ自ら常備の傭兵軍を保有する事となった。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
「虹」は、そこに連載されたポーランド婦人作家ワシリェフスカヤの作品で、独軍制下にあるウクライナ農民の一つの村に起った物語である。
— 宮本百合子 『よもの眺め』 青空文庫
下らぬ大砲鋳造とか、軍制改革とか――表面は、久光公の御命令だが、裏に、斉彬公が糸を引いていることは、よくわかっておるのに、すぐ、それには、金を出す。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
この間、それを調べたが、当家の異国方軍制――武田流の軍法――によると、文禄までは、千人として士分の騎馬五十人、徒歩五十人、弓足軽三十人、槍足軽三百人、鉄砲足軽七十人、残りが小者、輸卒だが、主力は槍であった」 名越は、困った。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
更に之を軍制に見よ。
— 吉野作造 『蘇峰先生の『大正の青年と帝国の前途』を読む』 青空文庫
作例 · 標準
近代国家への脱皮を図るため、欧米の先進的な軍制を積極的に取り入れた。
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時代の変化に合わせて軍制を改革しなければ、新しい脅威に対応することはできない。
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古代ローマの強さは、その組織化された独自の軍制に秘密があったと言われている。
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