慰み
なぐさみ
名詞
標準
amusement
文例 · 用例
女 そんなにあたしを慰み者にしてるんだもの、あたし考へるわ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
田舎に少しばかりの田地があるから、それを生計のしろとして慰みに花でも作り、余裕があれば好きな本でも買って読む。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
喧嘩を慰みと思っている軍人党と、一生懸命の弱虫との挌闘にはたいてい利口な軍人の方が手を引く。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
何でもいいが、外にも少し立派に衣食の得らるるような事を修めて、傍ら自分の慰み半分絵をかく事にしたらどうか。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
狩の慰みにもと長押に丸木弓と胡※が用意されてあった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
奇妙な形をしたいろいろの巨きな岩、滝――女体の峯から戻って来る道には、そういう目の慰みになるものもあった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
これに多数を意味する接尾音をつけた「シンヌ」はたくさんな山地でこれが「信濃」に似るなどちょっとおもしろいお慰みである。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
今の自分には、哲学や宗教やはことごとく余裕のある人どもの慰み物としか思えない。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
作例 · 標準
読書は、彼にとって最高の慰みだった。
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休日の庭いじりは、良い慰みになります。
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旅の慰みに、美しい景色を眺めた。
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