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白磁

はくじ
名詞
1
標準
white porcelain
文例 · 用例
稀薄な空気がみんみん鳴っていましたがそれは多分は白磁器の雲の向うをさびしく渡った日輪がもう高原の西を劃る黒い尖々の山稜の向うに落ちて薄明が来たためにそんなに軋んでいたのだろうとおもいます。
宮沢賢治 インドラ[※1]の網 青空文庫
それから、笊の蔬菜を白磁の鉢の中に移した。
岡本かの子 食魔 青空文庫
アンディーヴの戻茎の群れは白磁の鉢の中に在って油の照りが行亙り、硝子越しの日ざしを鋭く撥ね上げた。
岡本かの子 食魔 青空文庫
白磁の茶椀の半を満してゆらめく青湖の水。
岡本かの子 新茶 青空文庫
幾度か少青年の白磁色の身体が紺竪縞の大島の着物に覆はれては剥け出た。
岡本かの子 過去世 青空文庫
とある廊下の一角==白磁の大水盤に紅白カーネーシヨンの群花入り乱れたる「戦ひの図」 食堂==ミユンヘン国立ビール飲用場の陶製ジヨツキーに石楠花、すかし百合、耳付一輪挿にマーガレツト、スヰートピー。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
彼女は白磁のように自い気品のある顔の表面をなお更ら無理に緊くして二人の男に命令した。
岡本かの子 決闘場 青空文庫
その荒んだ寝姿を見るにつけ、彼にはイベットの白磁のように冷い魅力が懐かしまれる。
岡本かの子 ドーヴィル物語 青空文庫
作例 · 標準
日本の伝統的な陶磁器には、優美な白磁の器が多い。
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美術館では、江戸時代の白磁の壺が展示されていた。
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彼女は白磁の肌に、繊細な絵付けを施す職人だ。
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ウィキペディア

白磁(はくじ)とは、白素地に無色の釉薬をかけた磁器の総称である。 ケイ酸とアルミニウムを主成分とする白色の粘土の素地に、鉄分のない植物灰と高陵石から精製された透明釉薬を掛け、高温の還元炎で焼き上げて作る磁器の一種。

出典: 白磁 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0