寝相
ねぞう
名詞
標準
sleeping posture
文例 · 用例
母者人は寝相がわるかった。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
惣助は母者人の寝相を見ないようにして、わざと顔をきつくそむけながら呟いた。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
寝相の悪い隣の男に踏みつけられて目をさますと、時計は四時過ぎたばかりだのに、夜はしらしらと半分上げた寝室のガラス窓に明けかかって、さめ切らぬ目にはつり並べた蚊帳の新しいのや古い萌黄色が夢のようである。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
その上窓の横幅と寝台の長さが殆ど同じであるから、その寝相までが手にとる如く見えるのである。
— 牧野信一 『風媒結婚』 青空文庫
鬼が出るという古廟に泊まると、その夜なかに寝相の悪い一人が関羽の木像を蹴倒して、みんなを驚かせましたが、ほかには怪しい事もありませんでした。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
「だがの、今朝眼がさめて自分の寝相を見ると、乃公の身体が寝台の外に食み出してゐて、まるでワツフル(お菓子)のやうだつたよ、はゝゝゝ……」 人間は時々自分をナポレオンやソクラテスに比べるやうに、お菓子や眼薬の壜にも比べてみる必要がある。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
お庄は叔父の寝相を真似をしながら、「どうすればあんなに正体なくなるんでしょう。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
布団の中から差出されてる寝相の悪い足先と、汽車の線路のそばに転ってる轢断された足先と、両方を見たことのある者は、這般の消息を解するだろう。
— 豊島与志雄 『奇怪な話』 青空文庫
作例 · 標準
私の寝相、どんなふうに見える?よく動いているって言われるんだ。
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赤ちゃんの寝相って、本当に色々な格好があって見ていて飽きないね。
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「どんなに疲れていても、寝相がいいから朝はスッキリ起きられるんだ。」と彼女は言った。
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