浪費家
ろうひか
名詞
標準
wasteful person
文例 · 用例
その上に二葉亭は、ドチラかというと浪費家であって、衣服や道具には無頓着であったが食物にはかなりな贅沢をした。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
(この親切な人は誰だろう――) と同時に、(最初のうち、夢うつつに見た「おんな」の人か――) と思い当った、でも、それが「誰」であろうか、(葉ちゃんなら……) と胸をはずませてみたけれど、第一あの顔は葉子ではなかったようだし、それに、あの浪費家の葉子が、そんな金を持っているはずがないのだ。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
勿論それはただ観念で、二人とも浪費家だから、片野さんの家には少しの財産があるが、そして芳枝さんの小料理屋は相当にやっていけてるが、金儲けなどということには縁遠かった。
— ――「小悪魔の記録」―― 『潮風』 青空文庫
彼は浪費家であるけれども、根は吝嗇で、つまりキンケン力行の世人よりもお金を惜しみ物を惜しむ人間の執念を恵まれてゐるのだが、守銭奴の執念をもちながら浪費家だ。
— 坂口安吾 『オモチャ箱』 青空文庫
だから人間といふものが複雑なもので執着ミレンなものであるなら、近代文士はみんな複雑であり執着ミレンなもので、同時に然し彼は浪費家であり夢遊歩行家の如く夢幻の人生を営んでゐた。
— 坂口安吾 『オモチャ箱』 青空文庫
そして神田氏が浪費家で一文の貯えもないことを当然だと思っているらしいが、神田氏の食生活や性生活は門外漢には神秘的かも知れないが、一千万円の年収がそっくり出てしまうほど金のかかる生活だろうか。
— 坂口安吾 『正午の殺人』 青空文庫
彼は浪費家であるけれども、根は吝嗇で、つまりキンケン力行の世人よりもお金を惜しみ物を惜しむ人間の執念を恵まれているのだが、守銭奴の執念をもちながら浪費家だ。
— 坂口安吾 『オモチャ箱』 青空文庫
だから人間というものが複雑なもので執着ミレンなものであるなら、近代文士はみんな複雑であり執着ミレンなもので、同時に然し彼は浪費家であり夢遊歩行家の如く夢幻の人生を営んでいた。
— 坂口安吾 『オモチャ箱』 青空文庫
作例 · 標準
彼は給料が入るとすぐに高級な服やガジェットを買ってしまう、正真正銘の浪費家だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
あそこの奥さん、毎日ブランド品を買い漁っているらしいわよ。本当に札束を燃やすような浪費家ねえ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
浪費家だと自覚はあるものの、一度欲しいと思うと我慢できない性格を直したい。
幻辭AI · gemini-2.5-pro