粗飯
そはん
名詞
標準
poor meal
文例 · 用例
ついせんだっても、この町の病院に勤めている一医師から電話が掛って来て、今晩粗飯を呈したいから遊びに来いとの事であった。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
当道場に於て粗飯を呈す。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
野老不關軍國事 野老関せず軍国の事、粗飯一飽抱琴眠 粗飯一飽、琴を抱いて眠る。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
四月二十五日頃日痩躯頗健、一日有一日娯、朝夕三囘之蔬食、甘味抵八珍老翁一日娯 老翁一日の娯、鼓舌嘉粗飯 舌を鼓して粗飯を嘉む。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
天許閑兼健 天は許す閑と健とを、粗飯甘如飴 粗飯甘きこと飴の如し。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
粗飯や、野菜汁のようなものでも、食事前には必ず先ずお初穂を捧げられるが、その御様子は敬虔そのものである。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
――粗飯を呈したいからぜひ。
— 山本周五郎 『青竹』 青空文庫
「粗飯ではあるがいま支度をさせておるから、夕飯をたべてゆくがよい、捨て扶持の身の上でもてなしもできぬが」「お側に早水秀之進と申す仁がおりますか」 久木が訊いた。
— 山本周五郎 『新潮記』 青空文庫
作例 · 標準
貧しいながらも、彼は粗飯を毎日きちんと摂っていた。
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こんな粗飯で恐縮ですが、どうぞ召し上がってください。
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旅の途中で立ち寄った宿では、質素な粗飯が出された。
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