製する
せいする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
標準
to make (something)
文例 · 用例
石から石の上を飛びめぐる鶺鴒と筋交ひに、舟は両崖の迫つた間の急湍を、櫂を休めて悠々と乗つ切る、川には筏に組む材木が漂ひながら岩に堰かれてゐる、王子製紙会社の紙の原料で、中部の支社で、製するのだといふ。
— 小島烏水 『天竜川』 青空文庫
ここでは主に廻折格子を写真で複製する実験をやったのである。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
(明治四十年十二月二十日『東京朝日新聞』) 五十四 水晶の鋳物 水晶は硝子とちがって容易に火熱のために融けぬから、これで種々の器物を製するは困難であった。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
これは竜舌蘭の厚い葉の汁から製するそうで、近刊の某誌によれば次のような方法によるという。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
このような似て非なるものを製する人の中には、西洋でできた品をだいたいの外形だけ見て、ただいいかげんにこしらえればそれでいいものだと思っているのがあるいはありはしまいか。
— 寺田寅彦 『断水の日』 青空文庫
為政家が一国の政治を考究する時、社会経済学者がその学説を組み立てる時、教育者がその教案を作製する時、忘れずに少時このレコードの音に耳を傾けてもらいたい。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
しかし世間の人ばかりでなく、奉行所関係の役人たちでも正式の記録を作製する場合は格別、平常はやはり世間並にすべて拷問と称していたらしい。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
硫黄を製する所たり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
作例 · 標準
厳選された茶葉を丁寧に製したこのお茶は、香りの高さが格別だ。
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彼は独学で木材から家具を製する技術を身につけ、今ではプロとして活躍している。
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昔の人は、身近にある植物の繊維を製して布を織り、服を作っていた。
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