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末席

まっせき異読 ばっせき
名詞
1
標準
lowest seat
文例 · 用例
英雄としての尊氏は要するに大したものでなく、頼朝、信長、秀吉、家康等の五將軍中で、或は末席に地位するものかも知れない。
萩原朔太郎 足利尊氏 青空文庫
どうしても大寒の頃でなければならぬわけがあるのだが、しかし、そのわけは、あとで言う事にして、何の宴会であったか、四五十人の宴会が弘前の或る料亭でひらかれ、私が文字どおりその末席に寒さにふるえながら坐っていた事から、この話をはじめたほうがよさそうである。
太宰治 チャンス 青空文庫
とにかく、私は末席であった。
太宰治 チャンス 青空文庫
濃茶となると一つのお茶碗を三人で飲みまわすのだから、末席に坐っているお前がすっかり後始末の作法をしなければならぬ事になるのだ」 筆者はスゴスゴと頭を下げた。
夢野久作 お茶の湯満腹談 青空文庫
「……ことしで、はや、三度学校をしくじって、今度やっと末席で卒業する事ができた。
寺田寅彦 亮の追憶 青空文庫
相島は地味な衣服を着た居竝んだ一群の婦人席を一寸顧みて末席に腰を下した。
有島武郎 半日 青空文庫
然るに御老職末席なる恩田杢殿方は一家内能く治まり、妻女は貞に、子息は孝に、奴婢の輩皆忠に、陶然として無事なること恰も元日の如く暮され候。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
因りて倩々案ずるに、國許に候恩田杢と申者、老職末席にて年少なれど、きつと器量ある者につき、國家の政道を擧げて任せ申さむと存ずるが、某も渠も若年なれば譜代の重役をはじめ家中の者ども、決して心服仕らじ、しかする時は杢が命令行はれで、背く者の出で來らむには、却て國家の亂とならむこと、憂慮しく候。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
作例 · 標準
会議室の一番奥にある末席に座っていたにも関わらず、彼の意見は非常に重要だった。
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彼は謙虚な性格なので、どんな集まりでもいつも末席に座ろうとする。
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かつては末席に座っていた彼が、今ではその会社の社長だ。
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2
標準
lowest rank
作例 · 標準
この組織では、彼はまだ末席にいるが、その才能は誰もが認めるところだ。
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チームの中で末席に甘んじることなく、彼は常に上を目指していた。
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末席の者にも発言権が与えられる、風通しの良い職場だった。
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