内妻
ないさい
名詞
標準
common-law wife
文例 · 用例
久米は平内妻の姓であるとか。
— 名高かった店などの印象 『幕末維新懐古談』 青空文庫
四 ハハア…内妻ですな?
— 伊藤野枝 『監獄挿話 面会人控所』 青空文庫
『何う云ふお続柄で――』『内妻――』 さう云つて龍子はふつとくすぐつたい笑ひを洩らさうとした。
— 伊藤野枝 『監獄挿話 面会人控所』 青空文庫
『ハヽア、すると内妻ですな』 巡査は至極真面目くさつて書きつけた。
— 伊藤野枝 『監獄挿話 面会人控所』 青空文庫
龍子は巡査のその言葉を聞くと何かくすぐつたいやうな気持と一緒に、何も彼も解り切つた事までも根掘り葉掘り聞かなければ承知の出来ない巡査が、その曖昧な答を馬鹿にのみ込みよく問ひ返しもせずに『内妻』としたのを妙な気持で眺めてゐたが、ふつとEの何時もの言葉を思ひ出して、危くふき出さうとした。
— 伊藤野枝 『監獄挿話 面会人控所』 青空文庫
そして何時の間にか平気で自分の口から『内妻』と云ひ得るやうになつたのだ。
— 伊藤野枝 『監獄挿話 面会人控所』 青空文庫
桃枝は学士の内妻に等しい情人だった。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
私はお金で買われた内妻の一人です。
— 坂口安吾 『南京虫殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、正式な婚姻関係を結ばずに内妻として生活する女性もいた。
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「彼女は僕の内妻のようなものだよ。籍は入れていないけど、ずっと一緒に暮らしているんだ。」
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法的には認められていないが、実質的に内妻として家庭を支えている人もいる。
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