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混和

こんわ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
1
標準
mixture
文例 · 用例
これを食物に譬えて云えば、諸種の材料を混和した調味と、刺身の如き焼肉の如き、材料その物の味いとの如きものである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
そうして、それを投入した上で、よく溶解し混和するようにかき交ぜなければならない。
寺田寅彦 流言蜚語 青空文庫
具象的(具体的)なる存在とは、実に多が一の中で融け合い、部分が全体の中において、有機的に滲透混和して統一されたものに外ならない。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
後に難波に起れる文士の多数と、後に江戸に起れる文士の多数とを取りて※するに、同じく混和すべからざる異色を帯びしこと一点の疑を挿むべからず。
北村透谷 徳川氏時代の平民的理想 青空文庫
――有と無との混和、これを具象的に言はうとすると、何うしても譬喩になつて了ふけれども、しかし譬喩にならずに、本当の心持として、また本当のあらはれとして、心から体感することが出来なければならない筈である。
田山録弥 心の絵 青空文庫
あのダーウィンの進化論と、あのフロイドの精神分析学と、あの日蓮の折伏主義とを、混和させたような同氏の思想が、探偵小説に盛られたなら、新機軸を出すに相違無い。
国枝史郎 探偵小説を作って貰い度い人々 青空文庫
ところが……」「ところが――どうしたというのだ」「ところが、そのマッチは特別に作ったもので、燐の外に、喰べるといけない劇薬が混和されていたのだ。
海野十三 流線間諜 青空文庫
即ちその人は色々時代的な感興を享けるのでなくて、時代の中にあるものを吸って真の時代に混和させ、而して自分を作り上げるのです。
宮本百合子 今日の女流作家と時代との交渉を論ず 青空文庫
作例 · 標準
二種類の液体を混和させると、青色から鮮やかな赤色へと化学変化が起きた。
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コンクリートの強度を高めるため、砂利とセメントを均一に混和する作業が必要だ。
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香料を複雑に混和して作られたその香水は、時間とともに香りが変化していく。
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