隠し場所
かくしばしょ
名詞
標準
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文例 · 用例
また子を生むといつでもその子を取り上げられるので色々隠し場所を変えた末に、とうとう主人の書斎の書棚の奥に隠した猫もある。
— 寺田寅彦 『猫六題』 青空文庫
秘密の隠し場所へ駆け寄り、そこに物乞いでの収入が積み立ててあったので、その貨幣を手につかめるだけつかんで、外套がしっかり沈むよう、かくしに詰め込んだ。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
シンプソンは鈍器の杖でストレーカの頭部を殴りつけ、身を守ろうとしたストレーカの小型ナイフではかすり傷ひとつ受けないままで、そして馬はその盗人が秘密の隠し場所へ連れ込んだか、さもなくば男ふたりの争うさなかに逐電したまま今なお荒野をうろついているのやも。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
小屋に着くと、いつも私の習慣にしているように扉を叩いたが、なんの返事もないので、自分の知っている鍵の隠し場所を捜し、扉の錠をあけてなかへ入った。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
その隠し場所の思ひつきのすぐれてゐることには、俺も彼女に敬意を表した。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
おそらく、牢名主はじめ同牢の者は、だれがやったか、どうしてやったか、匕首の隠し場所もちゃんと知っているであろうが、告げ口、耳打ちはいうまでもないこと、世間の義理人情とはまた違った義理人情を持っているこの連中が、ひととおりやふたとおりの責め方でたやすく口を割ろうとは思いもよらないことでした。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
もしも、権藤四郎五郎左衛門なる長い名のその生駒家新浪人が、いちはやくご府外へ逐電したならば、五街道口のいずれかの隠し屯所へ、まだ市中に潜伏しているならば一町目付けのどこかの隠し場所へ、必ずなんらかの足跡動静を残しておいたであろうと知ったからです。
— 千柿の鍔 『右門捕物帖』 青空文庫
実に安全な隠し場所ですからね、あそこは。
— 平林初之輔 『動物園の一夜』 青空文庫
作例 · 標準
彼は家の合鍵の隠し場所を忘れてしまい、結局、鍵屋を呼ぶ羽目になった。
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子供たちは、自分たちだけが知っているお菓子の隠し場所を庭の隅に作っていた。
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警察は、容疑者が押収された薬物の隠し場所について、まだ口を割らないと発表した。
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