たじろぐ
たじろぐ
動詞-五段-ガ行動詞-自動詞
標準
to shrink back
文例 · 用例
西に/\と走つて居た霧は足をすくはれたやうに暫らくたじろぐと見えたが、見る/\人々の眼がかすかな視力を囘復した。
— 有島武郎 『潮霧』 青空文庫
攻囲軍たじろぐと見ると門を開いて突出したが、反撃に支え切れず再び城に逃げ込んだ。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
僕はあのひとと逢うたんびに、それこそあの杉田玄白がはじめて西洋の横文字の本をひらいて見た時と同じ様に、「まことに艫舵なき船の大海に乗出せしが如く、茫洋として寄るべなく、只あきれにあきれて居たる迄なり」とでもいうべき状態になってしまう、と言えば少し大袈裟だが、とにかく多少、たじろぐのは事実だ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
それではこの件はこれでいいのですな」 と附け足して、あとから訂正なぞはさせないぞという気勢を示したが、矢部はたじろぐ風も見せずに平気なものだった。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
市九郎は、相手のたじろぐ隙に、脇差を抜くより早く飛びかかった。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
かの死魔の大軍と戦うことなきを知らんや、かくの如く熱心に、日夜に、たじろぐことなく、住するを、げに、聖者は、よき一夜と説きたまえり」 とかく老人は、「昨日」を語りたがります。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
女は二三歩後にたじろぐ。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
女は二三歩後方にたじろぐ。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
作例 · 標準
検察官の鋭い追及に、彼は一瞬たじろいだが、すぐに冷静さを取り戻して反論した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
目の前に立ちはだかる巨大な壁の威圧感に、屈強な男たちも思わずたじろいでしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
どんな困難な状況に陥っても決してたじろぐことなく、彼は自分の信念を貫き通した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview