盛者
しょうじゃ異読 じょうしゃ・しょうしゃ・せいしゃ・せいじゃ
名詞
標準
prosperous person
文例 · 用例
盛者必衰は免かれ難い因果とはいいながら、団菊左の諸名優を相手にして、「弁天おてる」や三千歳を演じていた青年美貌の俳優が、こうした蕭条の終りを取ろうとは――。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
盛者必衰の理とは謂ひながら、權門の末路、中々に言葉にも盡されね。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
盛者必滅とは常に人の唱へ来つたことで、始めあるもの必ず終りあるは、これ生滅の法である。
— 丘浅次郎 『人類の将来』 青空文庫
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
— 第一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす……」 もとよりそれは本格の平家でありましたけれど、門付けをして歩いて、さのみ人の耳を喜ばすべき種類のものではありません。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
それはいわゆる盛者必滅の理を説くには、少しまだ早過ぎた時代の事であった。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
――盛者必衰ノ理、とそれを歌った古人の世界観が現代にもあてはまるかどうかしらないが、個人にものがれえない死があるから、平家滅亡の史詩にもやはり今の私たちにつながっている何かはあろう。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
かつての盛者も今や見る影もなく、静かに隠居生活を送っている。
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「盛者必衰の理」を体現するかのように、その巨大企業はわずか数年で倒産した。
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時代の寵児となった盛者たちは、夜ごと華やかなパーティーに明け暮れていた。
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