防雪林
ぼうせつりん
名詞
標準
snowbreak (forest)
文例 · 用例
雪道が、細くなつて續いてゐる行手に、防雪林の一列がみえ、すぐそこから電信柱や電氣柱が鉛筆を何本も立てたやうにみえ、煙草の煙程の、ストーヴの煙がシヨボ/\空に上つてゐるのが見える所迄來た。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
防雪林を出ると、鐵道線路の踏切があつた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
防雪林の側を通つた時にはそれに當る粉雪と強風で、そこから凄みのあるうなりが響いてきた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
そして、たゞ天も地も眞白いところに、ぼかし畫のやうに、色々な濃淡で、防雪林が、頭を一樣にふつたり、身體をゆすつたりしてゐるのが見えた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
源吉は誰にも氣付かれずに、防雪林が鐵道沿線に添つて並んでゐるところまで、走つてきた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
防雪林の片側が火事の光を反射して明るくなつてゐた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
所々箒をならべ立てたような、ポプラの「防雪林」が身体をゆすっていたり、雑木林の叢が風呂敷の皺のように匐っていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
線路近くのエゾ松林に、防雪林などと書いた棒杭が見出された。
— 大鹿卓 『金山※話』 青空文庫
作例 · 標準
強い吹雪から集落を守るため、海岸沿いには防雪林が植えられている。
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防雪林のおかげで、冬でも道路が雪で埋まることが少なくなった。
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この防雪林は、何十年も前から地域住民の生活を支えてきた。
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ウィキペディア
防雪林(ぼうせつりん)とは、雪対策のうち、雪崖、吹雪対策で設置される森林。吹雪による吹きだまり防止機能、風速を弱めることによる道路の視程障害緩和効果、地域景観の形成等に寄与する。整備コストと植樹のための用地確保が課題となっており、幅10m程度の狭帯防雪林整備が図られている。
出典: 防雪林 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0