利水
りすい
名詞名詞-の形容詞
標準
irrigation
文例 · 用例
○水瓜、冬瓜、芹、独活の如きは利水性にて小水を促す。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
「へ」 頭を下げて、「……寿限無寿限無五|劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末の風来末、食う寝る所の住む所、やぶら小路|藪柑子……」 とたんに、助六は立ち上がった。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
訊きたくなるのを無理に耐えて大声で、「……ポンポコピー、ポンポコナーの長久命の長助……寿限無寿限無五劫のすり切れ、海砂利水魚の……」 ああ気になるなあお艶ちゃん。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
日本では、TVA(テネシー流域開発公社)を初めとして、アメリカ各地の総合開発を、非常な羨望の感をもって眺めているが、これ等の総合開発というのは、一言にしていえば、洪水の防禦と、利水とである。
— 中谷宇吉郎 『日本の将来』 青空文庫
足利水墨の、ことに溌墨ものなどには、ずゐぶん造詣してゐるらしい。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
明日は何うなる世かと、時の人々を暗澹とさせた応仁、文明の下からでも、たとえば足利水墨の絵画や、後の生活様式を規矩する工芸が生れていたし、五山の宗教や社会道義の真摯な自覚もうながされていた。
— 吉川英治 『人間山水図巻』 青空文庫
水利水軍の法、兵舷の構造改修などくわしく知るものはほとんどない。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
あんな田舎が大阪の中に残っていたのも意外だが、こんな静かな、足利水墨画の中に立ったような残景がここにあるのも意外であった。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
治水だけでなく利水の観点からも、この地域に新しいダムを建設する意義は大きい。
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昔の農民たちは、限られた川の水を公平に分配するために複雑な利水権のルールを定めていた。
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干ばつに備えて、ため池の整備や水路の改修といった利水事業が急ピッチで進められている。
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ウィキペディア
利水(りすい)とは、河川や河川に伴う遊水地、湖沼などから水を引き、その水を利用すること。
出典: 利水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0