幻辞.com

簇出

そうしゅつ異読 ぞくしゅつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
springing up (in clusters)
文例 · 用例
そして、さうした事態を脱がれようとするものの如く、後から後から新しい主義主張が簇出しつつあることも事実である。
中原中也 近頃芸術の不振を論ず 青空文庫
即ち実に多くの新奇な流派が簇出したのであつて、その多くのものは間もなく廃たれ、ジイドは突兀として残つてゐるのである。
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
他にも残つたものがあるとしても、十九世期の大家簇出の後をうけて、なんと微々たるものであらう!
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
第二章 戦時に動員されて簇出した小説 まず、さきに、戦争に動員されて簇出した戦争小説にふれて置きたい。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
更に、もう一つ指摘するならば、一九三〇年頃より「日米若し戦はゞ」とか「米国恐るゝに足らず」とか云った日米戦争未来記が市場に洪水している如く、日露戦争前にあっては、日露戦争未来記が簇出して、いやが上にも敵愾心をあおり立てゝいたことである。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
かゝる事実は、この戦争が如何なる意義を持っていたかを説明する材料の一つとなり得るものであるが、当時の戦争文学には、田山花袋の「一兵卒」にも、際物的に簇出した戦争小説にも、勿論、桜井忠温の「肉弾」にもこれは反映しなかった。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
なお、戦争に関する詩歌についても、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」、石川啄木の「マカロフ提督追悼の詩」を始め戦争に際しては多くが簇出しているし、また日露戦争中、二葉亭がガルシンの「四日間」を訳出している。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
細かい花は通例沢山に簇出しているような気がする。
寺田寅彦 高原 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりの庭に、キノコが簇出していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新興企業がこの分野で簇出し、競争が激化している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の才能が、さまざまな分野で簇出し始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash