評す
ひょうす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to evaluate
文例 · 用例
晩年多少日本に幻滅を感じた時でさえも、他の外人が日本を悪意的に批評する時、いつも憤然として大に怒り、さながら自分の愛人を侮辱された時の騎士のごとく、鋭い反撃の槍をふるって突き当って行った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
前にも他の小説家の俳句を評する時に言つた事だが、一体に小説家の詩や俳句には、アマチユアとしてのヂレツタンチズムが濃厚である。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
人々の蕪村について、批判し定評するところのものは、かつて子規一派の俳人らが、その独自の文学観から鑑賞批判したところを、無批判に伝授している以外、さらに一歩も出ていないのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかも何と不思議なことに、人々はなお蕪村について無智であり、単に客観的の詩人と評する以外、少しも蕪村その人の「詩」を知らないのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
親がきめてくれる、生涯ひとりの男を持って、何も迷わずに子供を儲けて、その子供の世話になって死んで行く」 ここまで聴くと、若い芸妓たちは、姐さんの話もいいがあとが人をくさらしていけないと評するのであった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
一体科学者が自己の研究を発表するに当って、その当面の問題に聯関した先人の研究を引用し批評するのは当然の務めである事は申すまでもない。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
自分はまだ不幸にしてその実例を多く見ていないから何とも批評する資格はないが、わずかに見ることを得た二、三のものは、甚だ愚劣なものであった。
— 寺田寅彦 『教育映画について』 青空文庫
小笠原流の礼法を標準としてロシアの百姓の動作を批評するようなものかもしれない。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい批評家も、彼の新作については「傑作」と評した。
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事件の真相を知る人々は、当時の警察の対応を怠慢だったと評す。
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彼は自分自身の功績を控えめに評したが、周囲の称賛は止まなかった。
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