ハツ
ハツ
名詞頻度ランク #40698 · 青空 524 例
標準
animal heart (usu. grilled on skewers)
文例 · 用例
正直に云つて、だから辻野君の印象は私の中で、結局稀薄なものであつたのだが、今度訃報が来た時には、ハツと思つた。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
私の習慣として、手紙は読んで了へば、大概棄てるし、殊に訃報は直ちに破くのであるが、此度も私は読み終るや破かうとしたが、ハツと思つて思ひとゞまり、薄墨色のインクで印刷された端書をもう一度マジ/\と見直した。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
作品が存在の姿を持つためには、なんらか書かうとする前に書かんとする作品の全的な予想といふものがハツキリとしてゐなければならぬ。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
現在の所、だから、詩が要求されないのではない、詩といふ「型」、謂はば詩の生存態がハツキリしてゐないので、詩を要求しようがものはないのである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
で、まづ我々詩人が、詩の生存態をハツキリと掴むことが問題であると思ふ。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
此の事は、まだ詩といふ型がハツキリしてゐると云へない現状に於いて、十分に注意される必要がある。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
又一方、大衆としては、詩といふ型がハツキリしてゐない限り、詩に詩以外の物をも要求してかゝる場合があるのだし、無理からぬことでもある。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
詩といふものが、恰度帽子と云へば中折も鳥打もあるのに、帽子と聞くが早いか「ああいふもの」とハツキリ分るやうに分らない限り、詩は世間に喜ばれるも、喜ばれないも不振も隆盛もないものである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
作例 · 標準
焼鳥屋に行くと、コリコリとした食感のハツを必ず注文する。
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新鮮なハツは臭みが少なく、シンプルな塩焼きが一番美味しい。
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「今日のハツは特に大きいね!食べ応えがありそうだ。」
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