喪服
もふく
名詞頻度ランク #33040 · 青空 338 例
標準
mourning clothes
文例 · 用例
その跡には、薄暗いベンチから身を起して、喪服を着た数人の婦人が続いた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
ものの色もすべて褪せて、その灰色に鼠をさした湿地も、草も、樹も、一部落を蔽包んだ夥多しい材木も、材木の中を見え透く溜池の水の色も、一切、喪服を着けたようで、果敢なく哀である。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
ものの色もすべて褪せて、其灰色に鼠をさした濕地も、草も、樹も、一|部落を蔽包むだ夥多しい材木も、材木の中を見え透く溜池の水の色も、一切、喪服を着けたやうで、果敢なく哀である。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
目をあげて見ると、そばに、大きな喪服を着た人が立っています。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『お墓の中の坊や』 青空文庫
而もこの声楽家は、許嫁との死別の悲しみに堪えずしてその後間もなく死んでしまったが、許嫁の妹は、世間の掟に従って、忌の果てには、心置きなく喪服を脱いだのであった。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
きょうは王の初|謁見式だというのに、この子ばかりは、わざと不吉な喪服なんかを着て、自分では悲壮のつもりで居るのでしょうが、それがどんなに私たちを苦しめる事なのか、この子は思ってもみないのです。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
この喪服だって、私たちへのいやがらせです。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
ハムレットが喪服を着ていたって、少しも差しつかえ無いと思います。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
葬儀に参列するため、慌てて喪服を準備した。
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彼女は真っ黒な喪服を身につけ、静かに故人を悼んでいた。
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季節に関わらず、喪服はTPOに合わせた適切なものを選ぶべきだ。
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