尖る
とがる異読 とんがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to taper to a point
文例 · 用例
「だつてね、太つたくせに顔の陰が尖るつて質の女は一度ツンとすると其の後はもう理由もなしにツンとし通すものだから……」「こいつ大した苦労性だな、気の小さい……」 夕方行くとS子は最も他人行儀を示した。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
またいう、コンモードは水陸ともに棲む、長十五フィート周十八インチ、頭|扁く濶く、尾細長くて尖る、褐色で脊と脇に栗色を点す。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
雌の産卵期になれば、雄の頭凹みて、口尖る。
— 大町桂月 『上州沼田より日光へ』 青空文庫
それだのに、思ったほどの熟睡もとれず、神経は尖る一方であった。
— 海野十三 『空中墳墓』 青空文庫
武人にあらぬ国民も、尖る心に血を流し、命を断えず小刻みに国に尽すは変り無し。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
尖る錐に自分の股を刺し通して、それ見ろと人に示すものは我である。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
またその形状ならびに厚薄等も相同じからずと雖も大抵洋紙質あるいは膜質をなししかして上端は尖るを常とす。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
誠は指頭より迸って、尖る毛穎の端に紙を焼く熱気あるがごとき心地にて句を綴る。
— 夏目漱石 『野分』 青空文庫
作例 · 標準
富士山の頂上は雪をかぶって尖っていた。
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鉛筆の芯がよく尖っている。
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氷の柱が鋭く尖って見えた。
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標準
to be on edge
作例 · 標準
彼は会議が始まる前から神経が尖っていた。
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その出来事以来、彼女は少し神経が尖っている。
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何かに集中しすぎると、心が尖ってしまうことがある。
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標準
to be sharp (of a voice, words, etc.)
作例 · 標準
彼の声は怒りで少し尖っていた。
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あの作家の言葉はいつも鋭く尖っている。
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議論が白熱し、彼の口調は次第に尖っていった。
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標準
to be provocative
作例 · 標準
その芸術家の作品は、常に時代に尖っていた。
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彼の意見はいつも尖っていて、周囲を刺激する。
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尖った考え方は、新しいものを生み出す原動力となる。
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